仙台市（せんだいし）は、宮城県の中部に位置する、同県の県庁所在地であり、政令指定都市である。また仙台は東北地方の最大都市でもある。
現在の仙台市の推計人口は、東北地方の中で最も多い約107万人で、宮城県民の45.9%が居住する。また、仙台都市圏（広域行政圏）の推計人口は約151万人で、宮城県民の70.8%が居住する。県内総生産でも50.8%を仙台市が占めており（2009年度）[1]、「仙台一極集中」と言われることがある[2][3][4]。このような集積度と東北における拠点性により、物販面では隣県に及ぶ仙台経済圏を形成している。その一方、都市像としてはバブル景気期に開業した地下鉄南北線沿いの泉中央副都心[注 1]や長町副都心[注 2]、あるいはロードサイド店舗に物販・職場が郊外化する傾向も見られる。仙台市は、バブル崩壊後の1990年代後半からコンパクトシティを志向するようになり、都心部への「アクセス30分構想[5]」を進めている
仙台市は奥羽山脈を挟んで山形県山形市と接している。都道府県庁所在地同士が隣接する例には、他に京都市と大津市、福岡市と佐賀市があり、経済的にも深いつながりを持つ。
仙台の市営事業者
仙台市における「公営事業」としては、ガス・水道(上水道)・下水道・バス・地下鉄・病院の6つで構成されるが、公営企業としては上述の3事業者が5事業を手がけており、病院事業（仙台市立病院）のみが、公営企業の形態をとっていない。
仙台市民による監視
1991年（平成3年）10月、公文書の開示と市政情報の提供を骨子とする「仙台市情報公開条例」が施行された。
1993年（平成5年）のゼネコン汚職事件では、当時の仙台市長が収賄による有罪判決を受けることとなった。これを端緒に仙台市では、全国にさきがけて仙台市民オンブズマンが誕生することとなった。しかし2004年（平成16年）、東北文化学園大学補助金不正受給事件が発生、仙台副市長が辞任に到った。
- 仙台市に本拠を置くプロスポーツ
- ベガルタ仙台（プロサッカー・Jリーグ1部）
- 東北楽天ゴールデンイーグルス（プロ野球・パシフィックリーグ）
- 仙台89ERS（エイティナイナーズ）（プロバスケットボール・bjリーグ）
- センダイガールズプロレスリング（略：仙女）
- 仙台市を準本拠地とするチーム
- NECレッドロケッツ（バレーボール・女子プレミアリーグ）
仙台の名所
- 仙台城跡（国の史跡）
- 仙台市博物館
- せんだいメディアテーク（「柱」のみで建つ特殊な構造のビル建築として世界的に有名）
- 仙台市科学館
- 仙台文学館（常設展や特別展があるが小規模）
他にも仙台にはたくさんの名所があります
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